タンクの腐食によるガソリン漏れ!
危険なのは分かっていてもガソリンタンクを補修するって字面を見るとハードルが高く感じますよね
タンクを買い換えるのが手っ取り早いのですが、ご存知の通りお高いものです…
と言う事で今回はパテを使った誰でも簡単に出来るガソリン漏れ対処法を写真付きで紹介します!
バイクのガソリン漏れ対処法
先日私のバイクも突然のガソリン漏れが発生しました!
場所はタンク裏のこのあたり
いつもは110キロ前後で点灯する給油ランプがなんと50キロで点灯したのです。
これはマズイと思ったのですが、通勤ライダーの私はタンクの買い換えや修理を頼むのは時間もお金もかかるのでNGにしました。
そこで取り敢えず自分で出来る応急処置として考えたのが2つ
ハンダ付けでタンクの穴を修理
まず思いついたのがハンダ付けによる修理ですが、足がバイクしかない私にとって、とにかくスピード勝負でしたので諦めました。
ガソリンタンクをハンダ付けするのにはタンクを空っぽにしてからガソリンが完全に気化するまで2〜3日は放置しなければなりません!
ツーリングでたまに乗るだけという方は充分選択肢に入ると思います。
パテでタンクの穴を修理
パテならホームセンターですぐに手に入ると思い一刻も早くガソリン漏れを止めるべく私はこの方法で対処しました!
と言う事で、今回は本格的な対処は後々考えるとして、取り敢えず入手しやすいパテを使ってタンクの穴を修復します!
タンクの穴修理に必要なもの
用意するのはまずはパテです。
今回は穴が小さいので1番安くて容量も少ないこのパテを使用しました。
私が使ったのは普通のパテですが、出来れば耐油性のパテがおすすめです。
次に粗めのサンドペーパーとシンナー溶剤
サンドペーパーはパテの食いつきを良くする為に240番ぐらいのを使用しました。
それと脱脂をする為のラッカー溶剤です。こちらは脱脂が出来ればなんでも構いません
タンクの穴の修理手順
まずはタンクからガソリンを抜きましょう!
タンクを外す際にコックにホースが繋がっていると思うので、そいつを引っこ抜くとガソリンがジャバジャバ出てきます。
写真はSR400
ガソリンは携行缶やポリタンクなど別の容器に移します!
結構な勢いでガソリンが出てくるので必ず容器を用意してからホースを外しましょう!
タンクが空になったら下地処理です!
腐食した塗装や泥の様になったガソリンをサンドペーパーで削って行きます!
それにしても酷い状態です…
気付いていなかっただけでもっと前から滲み出る様にジワジワ漏れていたのだと思います。
サンドペーパーでヤスリがけした後がこちら
腐食した塗装やガソリンなど躊躇せず削り落とします。
ヤスリがけが終わったら中性洗剤やガソリンを布に付けて汚れや削れカスを拭きあげます。
とここで、ガソリンが勢い良く漏れております…これは放っておいたら危なかったですね
私は漏れがどこからか確認したかったのでこの時点ではタンクにガソリンが入ったままです。
そしてラッカー溶剤で綺麗に脱脂をして30分程乾かします。
あとはこの様にパテを隙間ができない様にしながらモリモリするだけです!
パテが乾いたらタンクを車体に戻してガソリンを入れましょう
灯油で使うポンプがあると簡単に戻せます。
バイクのガソリン漏れ対処法まとめ
応急処置のつもりで行ったパテでの対処でしたが1ヶ月経った今でもガソリンは漏れていません!
耐油性ではないのですぐパテが腐ると思っていたのですが意外な結果でした。
とは言え根本的な解決にはなってはいませんので、あくまで応急処置として自己責任で活用して下さい!