前回250ccのおすすめクラシックバイクをまとめましたが
今回は400ccで乗れるおすすめクラシックバイク9選をまとめました!
このクラスになると街乗りだけでなく高速走行でも頼もしいパワーを発揮します!
Contents
クラシックバイク400ccおすすめ①GB400TT
60年代英国車を彷彿とさせるHONDA GB400TT
250ccクラスで猛威を振るうGBクラブマンの兄弟機であるGB400TT。
車名のTTはツーリスト・トロフィーの略で、1960年代にマン島TTレースで活躍した英国車をモチーフにデザインされた事に由来している。
その為、純正でセパレートのハンドルや、ニーグリップのしやすい抑揚のあるタンクなど、全体的にスポーティーな装備となっている。
エンジンは400ccの空冷単気筒を搭載し、気分や状況によってセル&キックの2つの指導方式を選ぶことが出来る。
総排気量 | 399㏄ |
---|---|
エンジン | 空冷単気筒 |
車両重量 | 168kg |
シート高 | 780mm |
中古販売価格 | 20万〜40万円 |
クラシックバイク400ccおすすめ②GB400TT Mk-Ⅱ
上記のGB400TTからよりレーシーにHONDA GB400TT Mk-Ⅱ
迫力のあるロケットカウルを装備したGB400TT Mk-Ⅱは、上記のGB400TT から、より当時のレース車両に近いデザインとなったマシン。
基本的な性能は変わらずこちらも空冷単気筒を搭載しているが、シートの変更によりMk-2は単座式になっている。
残念ながらGB400TT・Mk-2共にロングセラーとはならなかったが、その分街では中々見かけない為、高い所有感を得られるマシン。
総排気量 | 399㏄ |
---|---|
エンジン | 空冷単気筒 |
車両重量 | 171kg |
シート高 | 780mm |
中古販売価格 | 30万〜45万円 |
HONDA GB350/S
ホンダのシングルスポーツに冠されるGBの名を受け継いだ最新シリーズ GB350/S
見た目こそクラシカルだがトラコンやABSなど、現代的な装備で固められた最新機種。
エンジンにはロングストロークの空冷単気筒を搭載し、ゆったり気負わず、街乗りから高速まで楽しめるコンセプト。
通常モデルのGB350に対してGB350Sでは、タックロール風シートに軽量化&コンパクト化された前後フェンダーとウィンカー類、更にややバックステップとなりハンドルも絞られた事で、デザイン・ライディング共によりスポーティーに仕上がっている。
SR400亡き後のシングルファン注目のマシン
発売日はGB350が2021年4月22日、GB350Sは7月15日。
総排気量 | 348cc |
---|---|
エンジン | 空冷4ストOHC単気筒 |
車両重量 | 180kg/S-178kg |
シート高 | 800mm |
新車販売価格 | 55万/S-59万4千円 |
クラシックバイク400ccおすすめ③CL400
スクランブラースタイルに仕上げたHONDA CL400
緊急発進を意味するスクランブラーは、その昔まだ本格的なサーキットがなかった時代に、不整地でレースをしていたスクランブルレースに由来。
カテゴリーとしてはオフロード寄りではあるが、スクランブルレース自体が古くからある為クラシックなデザインとなっている。
エンジンは下記のCB400SSと同型の物だが、こちらは規制前なので若干力強いトルク感。
珍しいスクランブラースタイルに加え中々見かける事のない車両の為、注目される事間違いなしのマシン。
総排気量 | 397㏄ |
---|---|
エンジン | 空冷単気筒 |
車両重量 | 155kg |
シート高 | 795mm |
中古販売価格 | 15万〜35万円 |
クラシックバイク400ccおすすめ④CB400SS
クラシカルなデザインでスポーツ走行を楽しめるHONDA CB400SS
上記のCL400をベースにスポーティーなテイストを残しつつ、よりクラシカルなデザインとなったCB400SSは、Single Sportsの名の通り、心地よい単気筒エンジンと軽量な車体でスポーティーな走行も楽しめるモデル。
ゆったりトコトコ走りたいけど、ちょっとコーナーリングでも遊んでみたいというライダーにおすすめで、基本的にはセル&キックの指導方式だが年式によってキックのみのモデルがあり、こちらは非常に安く手に入れる事が出来狙い目。
総排気量 | 397㏄ |
---|---|
エンジン | 空冷単気筒 |
車両重量 | 156kg |
シート高 | 790mm |
中古販売価格 | 20万〜35万円 |
クラシックバイク400ccおすすめ⑤SR400
400ccクラシック不動の1番人気YAMAHA SR400
YAMAHAのロングセラーバイクであるSR400は1978年の発売以降、基本設計を変えずに現代まで愛され続け、クラシック”タイプ”ではなく今や本当にクラシックとなってしまったシーラカンスの様なマシン。
人気の秘密は強い鼓動感を楽しめる空冷単気筒に、整備やカスタムのし易いシンプルな車体構造。
足付き性能も良く、男女共に人気の高いデザインだが、頑なにキックスタートを貫く拘りぶり。
カスタムパーツも多い為、自分の思い描いたスタイルを作り上げれるのも魅力的。
※排ガス規制により2021年のファイナルエディションをもって43年の歴史に幕を下ろしました。あらゆる時代、あらゆるライダーの記憶の何処かに登場するロングセラーマシンだけあって非常に残念です。
総排気量 | 399㏄ |
---|---|
エンジン | 空冷単気筒 |
車両重量 | 175kg |
シート高 | 790mm |
新車販売価格 | 58万円 |
クラシックバイク400ccおすすめ⑥テンプター
拘り造形隠れた名車 SUZUKI テンプター
無骨にも感じるシンプルなデザインと各所に光る拘りの造形美で、SRの対抗馬として打ち出されたテンプター。
ヨーロピアンレーサーを彷彿とさせる車体には、トルク溢れる400ccの空冷単気筒を搭載。
足元には美しいH型断面リムに、世にも珍しいダブルドラムブレーキの痺れる造形美など、とにかくデザインに強い拘りや熱意が伝わってくるマシン。
不人気車として息を引き取ったのが全く解せない完成度で、まさに隠れた名車。
総排気量 | 396㏄ |
---|---|
エンジン | 空冷単気筒 |
車両重量 | 173kg |
シート高 | 780mm |
中古販売価格 | 20万〜35万円 |
クラシックバイク400ccおすすめ⑦W400
中型免許で楽しめるWの伝統Kawasaki W400
Wと言えばW650やW800などの大型車両がメジャーだが、W400はかつて存在したバイクメーカー「目黒製作所」の魂を受け継ぐWシリーズを中型免許で楽しめるモデル。
落ち着いた雰囲気のクラシカルなデザインに、メカメカしい造形の並列2気筒エンジンを搭載。
400ccクラスでは比較的大きな車体の為、デメリットとして重さと遅さを指摘されるが、普段使いには充分なパワーを持っている。
総排気量 | 399㏄ |
---|---|
エンジン | 空冷並列2気筒 |
車両重量 | 209kg |
シート高 | 765mm |
中古販売価格 | 35万〜55万円 |
クラシックバイク400ccおすすめ⑧ブリット350
デザイン・伝統そのままに ロイヤルエンフィールド ブリット350
現存するバイクメーカーとして最古のブランドであるロイヤルエンフィールド。
1949年から変わらぬデザインのブリット350は、デザインのみならず基本設計までも半世紀前の機構を維持してきた伝統的なモデル。
「速くて壊れない」現代のバイクからすれば乗り物としての利便性は低いが、当時から変わらぬ機構のOHV単気筒エンジンや時代を感じる右シフトペダルなど、趣味としてのバイクと捉えれば他では味わえない魅力に溢れている。
総排気量 | 346㏄ |
---|---|
エンジン | 空冷単気筒 |
車両重量 | – |
シート高 | – |
中古販売価格 | 45万〜80万円 |
クラシックバイク400ccおすすめ⑨クラシック350
老舗が造る王道クラシック ロイヤルエンフィールド クラシック350
50年代の英国車テイストを忠実に再現したクラシック350。
美しいラインのタンクに、オールアルミのクラシカルなエンジン。
今でこそ特徴的と言えるスプリングサドルシートやヘッドライトに埋め込まれた計器類も当時では一般的な装備の1つ。
眺めているだけで美しいマシンだが、乗り易いポジションと軽快な車体で、意外にも力強い走りを見せる。
総排気量 | 346㏄ |
---|---|
エンジン | 空冷単気筒 |
車両重量 | 183kg |
シート高 | 800mm |
中古販売価格 | 55万〜75万円 |