Contents
インディアンの歴史
今から1世紀以上前 アメリカで初のモーターサイクルが生まれた。
自転車レーサーとエンジニアの2人の男は、自らが組み上げたそのマシンに「インディアン」と名付けた。
1901年に生まれたそのマシンから5年後、やはりアメリカ初となるVツインモデルを完成させる。
後に伝説として語られる事となるそのメーカーこそが「インディアンモーターサイクル」だ。
戦前は次々と速度記録を樹立させ、レースでは当たり前の様に優勝を飾ってきた。
第2次世界大戦では軍用バイクの供給に専念するが、戦後に業績が悪化。
アメリカを舞台にハーレーと人気を二分した一流モーターサイクルブランドは、50年代半ばに幕を下ろした。
その後、幾度となく復活を試みるが複雑に絡んだ商標権の問題により、それは成し得なかった。
しかし2011年 世界的ATVメーカーであり、ヴィクトリーを生産するパラリス社のもと生産を本格化。
2013年には新型空冷エンジンを開発し、14年にはインディアン初の水冷エンジンが完成。
「インディアンモーターサイクル」は、生ける伝説として再び表舞台でサウンドを響かせる。
インディアンおすすめバイク
スカウト
1920年に登場した「スカウト」の名を受け継ぎ、高回転型水冷エンジンを搭載した新生インディアンのベーシックモデル。ポジションはインディアンらしくゆったりとしているが、6速トランスミッションやカウンターバランサーなどを採用する事で、現代的なスポーティークルーザーに仕上げている。
エンジン | 水冷V型2気筒 |
---|---|
総排気量 | 1130cc |
車両重量 | 249kg |
燃料タンク容量 | 12.5ℓ |
新車販売価格 | 188万円〜 |
スカウト シックスティ
現行インディアン最小排気量となるモダンなスムーズクルーザー。スカウトをベースに、エンジンのストロークを変更。扱い易さを追求してダウンサイジングしたモデル。基本的な車体構成はスカウトと共通だが、ミッションは5速化され、前後ホイールやエンジンをブラックアウトする事で精悍さを増している。
エンジン | 水冷V型2気筒 |
---|---|
総排気量 | 999cc |
車両重量 | 248kg |
燃料タンク容量 | 12.5ℓ |
新車販売価格 | 165万円〜 |
スカウト ボバー
スカウトをベースに流行りのボバースタイルに仕上げた18年のニューモデル。前後のフェンダーを大胆にカットし、ハンドルはローライズなトラッカータイプを採用。ツインタイプのリアショックは1インチのローダウンを施し、前後ホイールも専用デザインに。
ムダをそぎ落としたカスタムでワイルドな雰囲気に変貌している。
エンジン | 水冷V型2気筒 |
---|---|
総排気量 | 1133cc |
車両重量 | 251kg |
燃料タンク容量 | 12.5ℓ |
新車販売価格 | 199万円〜 |
チーフ
1922年に登場した「チーフ」を冠する空冷大排気量クルーザー。エアボックス内蔵のアルミフレームに、強烈なトルクを生み出す「サンダーストローク111」と呼ばれる空冷Vツインを搭載するチーフシリーズのスタンダードモデル。ホイールの半分を覆ってしまうエスカルゴフェンダーやタンクオンタイプのアナログスピードメーターがクラシカルな雰囲気を醸し出す。
エンジン | 空冷V型2気筒 |
---|---|
総排気量 | 1811cc |
車両重量 | 352kg |
燃料タンク容量 | 20.8ℓ |
新車販売価格 | 290万円 |
チーフ ヴィンテージ
チーフシリーズのうち、40本のステンレス製スポークで構成された前後ホイールとホワイトウォールタイヤを採用し、クラシカルテイストを追求した「チーフ クラシック」をベースに、レトロスタイルな追加装備でツーリングライクに仕上げたモデル。工具なしで脱着出来る大型ウインドシールドにレザーサドルバッグ、同色のシートが追加されている。
エンジン | 空冷V型2気筒 |
---|---|
総排気量 | 1811cc |
車両重量 | 385kg |
燃料タンク容量 | 20.8ℓ |
新車販売価格 | 340万円〜 |
スプリングフィールド/ダークホース
全天候型の大容量ハードサドルバッグを装備し、フル積載時でも安定感を損なわない25度のフロントフォーク角を採用。スプリングフィールド専用シャシーで日帰りなどのショートトリップにおける軽快さを重視したモデル。車体全体がブラックアウトされた「ダークホース」もチョイスできる。
エンジン | 空冷V型2気筒 |
---|---|
総排気量 | 999cc |
車両重量 | 248kg |
燃料タンク容量 | 12.5ℓ |
新車販売価格 | 360万円〜 |
チーフテン/ダークホース
充実装備でロングツーリング性能を徹底強化したチーフテンシリーズのベーシックモデル。エンジンは現行インディアンと共通の「サンダーストローク111」を搭載。フェアリングや高性能オーディオをはじめ、電動で調節出来る大型パワースクリーン BluetoothやUSBに対応するタッチディスプレイなど、「族長」の名に相応しい豪華装備になっている。「ダークホース」は全身つや消しブラックになっている。
エンジン | 空冷V型2気筒 |
---|---|
総排気量 | 1811cc |
車両重量 | 371kg |
燃料タンク容量 | 20.8ℓ |
新車販売価格 | 360万円/ダークホース=390万円 |
チーフテン リミテッド
基本装備はチーフテンシリーズ共通ながら、煌びやかなコンストラストカットが施された専用ホイールに、1930年代のインディアンをモチーフにしたオープンフロントフェンダーがカスタム感を強調するモデル。
エンジン | 空冷V型2気筒 |
---|---|
総排気量 | 1811cc |
車両重量 | 378kg |
燃料タンク容量 | 20.8ℓ |
新車販売価格 | 399万円 |
チーフテン リミテッド
大陸横断級の長旅も快適に楽しめるラグジュアリーツアラー。ロングツーリング仕様のマシンが揃うロードマスターシリーズ。そのスタンダードモデルでありながら、トップケースと左右のサドルケースを合わせた積載量はなんと140ℓを誇る。冬場に嬉しいシート&グリップヒーターや、LEDヘッドライトを採用している。各種装備にレザーを使用した「ロードマスター クラシック」もある。
エンジン | 空冷V型2気筒 |
---|---|
総排気量 | 1811cc |
車両重量 | 421kg |
燃料タンク容量 | 20.8ℓ |
新車販売価格 | 468万円 |
ロードマスター エリート
ロードマスターシリーズ及び、現行インディアンの最高峰モデル。タンデムライダー用のバックレストを兼ねたリアトランクには、アームレストやキャリアも装備。同じくハードタイプのサドルバッグと共に、コンソールスイッチでロック操作が可能なリモートロックに対応。前後シート&グリップヒーターや電動パワースクリーンなど、とにかく豪華装備が満載。
エンジン | 空冷V型2気筒 |
---|---|
総排気量 | 1811cc |
車両重量 | 433kg |
燃料タンク容量 | 20.8ℓ |
新車販売価格 | 588万円 |